ストレングスファインダーに出会い得意なことを伸ばす大切さを知りました

私は現在フリーターとして生活しています。コンビニやライブ会場の受付スタッフ等の仕事をしています。フリーターになった当初は工場で車などの部品をひたすら組み立てる仕事をしていました。

たまたま見つけた求人情報で応募して採用されました。しかし、毎日同じ工程の繰り返しで人と話すことも余り無く、次第に嫌になってしまいました。

その時にたまたま立ち寄った本屋で見かけたのが「さあ、才能に目覚めよう」の新版でした。注目のコーナーに置かれていたので気がつきました。ウェブテストのアクセスコード付きと書いてあったので、試しにやってみようと思い購入しました。

家に帰り早速ストレングスファインダーのサイトを開き、アクセスコードを入力しました。そして驚いたのがその質問の多さです。

私は当初、簡単な質問がいくつかあるだけだと思っていましたが、かなりの量の質問がそこにはありました。あまり深く考えすぎずに、すぐ思い浮かんだ回答をしてくださいとのことでしたので、そのようにしました。全ての回答が終わり集計が出されました。

届いたPDFファイルと開くと、用紙10枚以上に渡る細かい結果が書いてあり本当に驚きました。私はすぐに印刷して、解説を読みました。

私の一番の強みは「社交性」でした。次に「共感性」。知らない人と出会い関係を築くのが大好き、相手の気持ちを自分の気持ちであるかのように感じることができる、などといったことが書かれていました。

人と関わることが大好きなはずなのに、なぜ僕は人と話さない仕事をしているのだろう」と、その時初めて思いました。このことから僕は工場の仕事を辞めて、コンビニのアルバイトに応募しました。

結果は大当たりでした。次々と来るお客さん。全く知らない人達と関わる。最初はお客さんとのコミュニケーションがうまく取れず、レジの接客がスムーズに行きませんでした。

しかし、やっていくうちにどんどん楽しくなっていく、自分なりの接客の仕方が出来るようになりました。気がついたら常連のお客さんとも仲良くなりました。

5つの強みの中の1つに「学習欲」がありました。工場では流れ作業なので、慣れてしまえば特に頭を使うことも無く坦々と作業をこなすだけでした。

しかし、接客は刻一刻と状況が変わっていくので、その都度頭を使い自分の行動を考える必要があります。これがまた楽しくて、どのような順番で業務をこなしていけばスムーズに進むかを考えたりしています。

また、最近のコンビニは覚えることが本当にたくさんあるのですが、学習欲のおかげで次々と吸収することができ、今では発注業務などもやらせてもらえるようになりました。これらの事は知らなければできなかったことです。

ストレングスファインダーが強みを教えてくれました。苦手な事を無理してやるよりも、得意なことを伸ばす方が良い結果に繋がることを知りました。この本に出会えて良かったです。